アロマキャンドルを売りたい為だけに書いた カナ・26歳のショートストーリーinアロマ


「俺たち、終わりにしよう。」

彼からの別れの言葉だった。

覚悟はしていた。彼と付き合って早4年・・・

長すぎた春だったのかな・・・。

彼が言わなかったら私が切りだしていた、別れようと。

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彼と別れて数日後・・・

傷心の私に親友のミホがなぐさめ会を

開いてくれるそうで・・・

ピンポーン♪

「じゃ~ん!これプレゼント☆」

ミホが“雪の下”とういう名前のアロマキャンドル

を持ってきてくれた。

ミホが失恋した時にアロマキャンドルと出会い

心を癒してくれたらしい・・・。

私は正直、アロマには興味がなくて半信半疑なんだけど。

「このアロマキャンドルはね、優美でやさしいバラの香りの

中にフルーティさがあり、春の訪れって感じなの!!」

はぁ?よくわからないけど、ミホにすすめられるがまま

キャンドルに火をつけた。

・・・なんだろう、この感じ。

すごく、癒される・・・

部屋全体がやさしい空間に包まれたような・・・

「うまく言えないケド、また、春の訪れは来るからさ。」

部屋の照明を全部消してカーテンを開けて

星空を眺めた。

キャンドルがやさしく私たちを照らす。

ありがとう、ミホ・・・。

「うん、いい香り。なんかお腹すいてきちゃった。」

もう、ミホったら(笑)

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“雪の下”のおかげで心が癒された私。

最近、忙しかった仕事が一段落したと

いうこともあって久しぶりに

遠出のドライブへ。

アレ!?車が動かない!!どうしよ!〜

突然、エンストしちゃって

動かなくなってしまった。

よりによって山頂で止まるなんて!!

「あの、どうかしましたか?」

登山服の男性が話しかけてきた。

私が事情を話すと男性はエンストした車を

修理してくれた。

「僕、自動車整備士なんで。」

修理してくれたお礼に

お茶をご馳走することになって男性と喫茶店へ。

男性は一人で登山に来ていて

「僕、彼女にフラれたんで

 山登って心機一転しようと思って・・・。」

・・・私も彼と別れたことを話した。

「そうなんですか。僕も彼女と長い間付き合って

 いたんですが、長い春ってヤツですかね・・・。

 まぁ、縁がなかったんでしょうね・・・。

 僕たちなんだか似ていますね、ハハハ。」

私も、似ているなぁ。と、思ってしまった。

「カナさんとはじめて会った気がしないなぁ。」

私も、ずっと前から知っていたような

なんだかとっても不思議な気持ち。

男性と意気投合してあっという間に時間が

過ぎていった。

とても楽しくて別れるのがいやだな・・・。

「また、お会いしませんか?」

別れ際、男性からの一言・・・。

うれしかった・・・。

今度はふたりで登山へ行くことになった。

早くも春の訪れが来たみたい・・・。

(END)

ショートストーリーのイメージキャストは・・・

カナ・・・フォーリンラブのバービーさん

元彼・・・フォーリンラブのはじめさん

ミホ・・・ホンジャマカの石塚さん

登山服の男性・・・アンタッチャブルのザキヤマさん

・・・でした〜


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